家を売る理由は人によって様々です。転勤のため、家族が増えたため、生活スタイルが変わったため、等々。どんな理由であれ、不動産の売却をお考えの場合、あるいはまだ迷っているが実際どうなのかいろいろ知りたい場合には、どうぞご気楽にご相談ください。お客様の利益を最大限に考え、より早く売却するためのご提案をさせていただき、できる限りのお手伝いをいたします。
不動産売却のステップ
1. 家をベストの状態にする
家を売却することを決めたら、まずは必要と思われる場所をできる限り修理し、余計な物は片付け、見た目をよくする事をお勧めします。壁のペンキを塗り換えたり、庭のお手入れをきちんとするだけでも、大分印象がよくなります。例えば、キッチンやバスルームをリフォームしたり、カーペットを張り替えたりするのもひとつの方法です。
ステージング(家の演出)
家を売るにあたっては、リフォーム(ペンキの塗り替え、カーペットの張替えなど)も大切ですが、「家の演出」がとても重要です。家を見に来た人たちにとって、最初に受ける印象は大変大きなものです。いろいろな演出を工夫する事で、その家の価値を最大限に引き出しましょう。プロのステージングアドバイザーがいつでもお手伝いできる態勢を整えています。
2. 売り出し価格の設定
高い金額でマーケットに出すとオファーが来ないばかりか、折角の売り時期を逃してしまうかもしれません。こんな時、Coldwell Bankerの経験、実績がお役に立てると思います。近所で最近売れた物件や、売り出し中物件の価格を参考に調べ、売り出し価格を決めます。それでも価格が決まらない場合は、ご自宅をアプレイザー(専門の鑑定士)に査定してもらうことをお勧めします。
3. オファーの選択
場所がよく、手ごろな価格の家には、複数のオファーが同時に入ることがあります。その場合は金額だけでなく、オファーの具体的な内容をエージェントと一緒に検討し、ベストな物を選びます。必要があればカウンターオファー(対案)を提出します。
4. 契約の成立
売り手と買い手が妥協点を見出し、双方の条件が承諾されたら、契約成立です。引越しの準備に入るのもこの時期です。
5. インスペクション(住宅の点検)
買い手から届いたインスペクションレポートを検討し、全修理なのか一部修理なのか、修理代を買い手に渡すのかなど、具体的な修理内容を契約書に入れます。
6. クロージング(所有権の移転)
クロージングは不動産弁護士事務所で行われます。売り手がサインする書類は買い手よりずっと少ないので、時間的に余裕が無い場合は、自前に必要書類にサインすることも可能ですし、また代理人(多くの場合、リスティングエージェント)を立てることも出来ます。買い手が全ての書類にサインし、銀行からの入金が確認されたら、売却金額からローンの残額、諸経費(弁護士代、税金、手数料、エージェントのコミッション等)を差し引いた金額を受け取ります。
7. その他
エージェントへのコミッションを支払わなくて済むFOR SALE BY OWNERで売り出す方法もあります。この方法だと諸経費を節約することが出来ます。ただ、そのためには不動産売買に関する詳しい知識(不動産売買に必要な公的書類、契約書の収集、規定書式の把握、マーケットの情報収集等)が要求されますので、一般の方にはあまりお勧めできません。しかし、この方法で売り出しを希望される場合も含めアドバイスが可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。