アメリカ住宅の特徴
新築住宅と中古住宅に対しての考え方が日本とアメリカでは逆であり、アメリカでは住宅の購入は「一生の買い物」ではありません。
数回も引越を繰り返し、その度住宅を購入するのが一般的であるため、多くの中古住宅不動産が存在しています。中古住宅売買の際、価格について重要視されるのは築年数ではなく場所が重要になります。
また20~30年経た中古住宅でも大切に扱いメンテナンスさえ良ければ将来の売却価格が上がる確率が高くなります。
人口増加
アメリカでの不動産投資の人気が高まる理由の一つに経済成長に伴う人口が増えている点であります。高い出生率はもちろん、移民の受け入れにより人口が増え続けています。大統領交代に伴い移民政策を掲げているもののアメリカにとって移民は大事な働き手であるため暫くは状況が変わらないと予想されています。
結果、人口が増加を続けることにより必然的に住宅需要が高まっています。
8秒毎 1人出産
12秒毎 1人死亡 14秒毎 1人増加
33秒毎 1人移民増加
アメリカの不動産価格推移
アメリカの不動産価格を示す指標として標準的な指標は右のS&Pケースシラー住宅価格指数になります。2000年1月時点の価格を100とした場合の指数であります。
2006年6月にピークの206.38に達し、サブプライム問題と2008年リーマンショックで急落したものの、2012年2月の134.0から緩やかに上昇し2017年7月では201.99(前年比5.8%増)となっております。
住宅バブル期並みに高水準に推移していが、現在の申告な供給住宅不足、賃金の伸び率の2倍以上の住宅価格上昇率のペースから住宅価格の上昇は暫く続くと予想されています。
過去40年に渡り平均4%不動産価格の上昇を続けています。
タックスメリットについて
日本在住の方が投資目的によりアメリカで不動産を購入して賃貸収入を得る場合、日本での申告が義務付けられています。建物の評価割合が高いために償却対象を大きくとることができ、効果的な節税が期待できます。
日本の大抵の場合
土地:建物=80%:20%
アメリカの大抵の場合
土地:建物=20%:80%
建物の価値が高いため
減価償却できる額が大きい
不動産投資の人気の理由
(1)アメリカ住宅の特徴
(2)人口増加
(3) アメリカ不動産価格推移
(4)タックスメリット
- シェールガス・シェールオイルの産出国であり経済大国
- 米国の通貨力(USD)の信用性